あらすじと、各小説の感想を簡単に書いてみる。
4位 谷川流
涼宮ハルヒの憂鬱
涼宮ハルヒの憂鬱は、閉鎖空間に閉じ込められたり
夏休み最後の一週間が無限ループして抜け出せなくなったり
世界そのものが改変させられてしまったりとドラバタSF物。
スレ数4位だけど、個人的に涼宮ハルヒの憂鬱はそこまで面白くはない。
全体的にグダグダしてる。けれど、中にやたら面白い話もちらちらとある。差が激しい。
「涼宮ハルヒの憂鬱」の成功は、アニメ化にあると思ってる。
6位 高橋弥七郎
灼眼のシャナ
灼眼のシャナはファンタジーになるのかな。
女の子が剣持って戦う話。主人公は死んじゃって幽霊になってる。まあそんな感じ。
5巻くらいまで読んで放置中。未読の巻が2,3冊家にあるなぁ・・・。
割と面白いけど、戦争物が好きじゃない俺にとって、過去の戦争の話が出てくる巻は苦痛。
1冊丸まる過去の戦争の話の巻があって、そこで止まってる。
7位 西尾維新
戯言シリーズ、世界シリーズ、めだかボックス
我等が西尾維新。
戯言シリーズは、口先一つで生きてきた根暗少年が語り部、引きこもり少女がヒロインのミステリー。
戯言シリーズ第1巻はミステリーとして面白い。
本格派からすればストーリーに趣を置き過ぎていると批判を受けそうな気もするけれど
トリックも逸脱だと思う。2巻3巻と進むにつれてミステリーと呼ぶには微妙になってくるかもしれないが
相変わらずの驚きの展開は健全。オススメの一品
ただし、戯言シリーズ以外は微妙。
世界シリーズ1巻は学校内で起こる普通のミステリー。
まぁまぁだったけど巻が進むにつれて「なんか普通だなぁ」なんて感じるようになった。
西尾維新は全体的にやたらキャラが特徴的。居そうで居ない感じ。
トリプルプレイ助悪郎は面白い。薄いので西尾維新入門には最適。とある作家の屋敷で起こるミステリー。
めだかボックスはジャンプで連載してる漫画。
これも微妙・・・。最強の少女が生徒会を結成し、目安箱に届いた悩みを解決する話・・・・・・だったんだけど最近はバトル物にシフトしてる。
9位 賀東招二
フルメタルパニック
我等がフルメタルパニック。
「世界に数人しか存在しない特別な存在。」とされるヒロインの少女を悪の組織から守るために学校に送られてきた軍人高校生が主人公。
長編は、悪の組織と戦うSF物。
短編は、世間慣れしてない軍人高校生とヒロインの少女が送るドタバタ学園物。
長編は読んでて毎回「どうやってこの危機的状況から勝利するんだろう?」と思うくらいなピンチからの復活が魅力。読み応え抜群です。ついこの間完結した。
11位 秋田禎信
魔術師オーフェンはスレイヤーズと並ぶ個人的ラノベファンタジー代表
長編は魔術師の青年と見習い少年、富豪の娘の3人が旅の途中で色々な事件に巻き込まれたり首突っ込んだりするファンタジー物。いつの間にか世界の秘密に触れたりしてたり。
ただし後編になるにつれ小難しい話が出てきたりして、当時中学生の俺にはやたら眠くなりながら読んだ覚えがある。今なら普通に読めるんだろうけれど。面白かったのは面白かった。
短編は、長編で旅立つ前に居た街で起こるドタバタ騒動物。ギャグ満載。あんまし面白くなかった。
17位 水野 良
ロードス島戦記、魔法剣士リウイ
TRPG好きならご存知、ソードワールドRPGの生みの親の一人。
フォーセリアという世界が舞台なファンタジー小説を書く人。
ロードス島戦記はスレイヤーズ、オーフェンと並んでラノベの原点と言ってもいい作品。1巻しか読んでないけれど、アレクラスト大陸の南に位置するロードスという名の島が舞台のファンタジー冒険物。
魔法剣士リウイはアレクラスト大陸が舞台のファンタジー。
ファーストシーズンからサードシーズンまであり
ファーストシーズンはリウイの成長を描いた、オーファンの街を舞台としたドタバタ冒険物。
セカンドシーズン、サードシーズンは世界を舞台に冒険する話
特にサードシーズンは、20年前にソードワールドRPGの設定として発表された、世界滅亡の危機とされる大事件「魔精霊アトンの復活」について扱った話。
ただしこのサードシーズン、TRPGとしての価値を潰して行っているとして、批判される部分もある。
「魔精霊アトン」の話に関しては「明かされないで欲しかった」とか、「やるならリウイじゃなくてパーンでやって欲しかった。」などという意見もある。TPRGの世界が舞台なため、デリケートな問題でもある。
17位 奈須きのこ
空の境界
空の境界は、ファンタジーになるのかな・・・
万物の「死」が見える少女が主人公の物語、ミステリーっぽい雰囲気も多少はあるがミステリーというにはちょっと違う。
前半は微妙だったが、後半はまあまあ面白かったかな。
心理描写や哲学的な内容も多く、読みづらいところも多いが色々な設定には面白いところがあり好感が持てる。
「起源」に関する設定や考え方は、結構好きかな・・・。
22位 築地俊彦
まぶらほ
まぶらほはいわゆるオタク向け小説。
ファンタジー学園物。
人間は皆、死ぬまでに使える魔法の回数が決まっており、その回数を使い切ると死ぬと言われている
が、普通の人間は、まず回数が尽きる事はない。しかし主人公の少年は残り使用回数が半端なく少なかった。
魔法を使わなければならない状況に何度か陥り、そのたびに徐々に回数が減っていき・・・なんて感じのお話。
え、どの辺がオタク向けかって?
その少年と結婚するために、3人の少女が押し寄せてくる辺りかな・・・?
25位 神坂一
スレイヤーズ、ロストユニバース
神坂一も個性的なキャラを次々と生み出す人。
スレイヤーズは俺のラノベの原点にして、一般的にもラノベの原点。ファンタジー冒険物。
悪人に人権はないと言い、盗賊のアジトを襲いお宝を奪って生活する魔術師の少女が主人公。
旅のお供は脳みそ空っぽだけど剣の腕だけはいい剣士。
成り行きで7つに引き裂かれた魔王のうちの1体を倒してしまった事から、魔族達に付けねらわれる事になった主人公達が魔族を倒したり魔王を倒したりする話。
話の書き方がライトノベルっぽさ全快。ジュドーン!とかドカーン!とかどげし!大文字で書いてある。
中学生でも大変読みやすくなっている一品です。けれど内容は深く、驚かされる展開もちらほら。設定も凝っていて魔族の階級や魔族に効く魔法効かない魔法など下地がしっかりしている。読破したのは中学のときだが、未だに好きなラノベの一冊。
ロストユニバースはアニメ好きの間でヤシガニ事件で有名な一作(悲しいことに)
「スレイヤーズ」に設定として出てきた4つの世界の1つ「闇を撒く者」の世界での話(と言われている。)
宇宙ファンタジーとも言える。宇宙船でドンパチしてみたり、ビームサーベルっぽい物で斬ったはったしてみたり。衛星軌道上からの攻撃を受けてみたり。
古代文明の遺産である失われた技術が使われた宇宙船に乗っている何でも屋の青年が、悪の組織と戦う話。これもストーリーがしっかりしていて結構好きな話です。
クロスカディアは5つの月が昇る4つの大陸に4つの種族が住まう冒険物ファンタジー。
「人間」の大陸に住む人間の青年のもとへと転がり込んできた記憶喪失の少女と、それを追って襲ってくる魔族ッぽいものが出てくるとこから物語は始まる。戦いや冒険の中で、少女の正体が明らかになっていく話。
37位 安井健太郎
ラグナロク
ラグナロクオンラインとはまったくこれっぽっちも関係ない。多分。
1巻しか読んでない。そして内容ほっとんど覚えてない。これも中学か高校の時だなぁよんだの。
捕らえられた後、脱獄して全裸で戦う青年と、しゃべる剣が出てきたのは覚えてる。そんだけ。
50位 清水文化
気象精霊記
気象精霊記、読んだとは言っても1巻の途中で挫折
確かつまらなかった。つまらなくなければ読んでた。
この小説はつまらなかったという1点を除けば、いい物だったのかもしれない。終わり。
まったく覚えてないけど。
58位 榊一郎
スクラップド・プリンセス
スクラップド・プリンセス。通称捨てプリ。
的中率99%以上とされる予言により、世界の危機を招く者とされ、生まれながらに殺されかけた王室の王女。
だけど彼女は生きていた。女王の手引きにより、生かされた少女は、片田舎の戦士と魔術師の夫婦に預けられ、自分の正体を知らないまま育てられる。
しかし15年後。王女の生存をしった王室に雇われた殺し屋により、父死亡。母は病気で数年前に他界。
血の繋がらない兄と姉と共に、田舎を捨て逃亡の旅にでる逃亡劇ファンタジー。
予言をした教団や、王室の雇った殺し屋達を相手にドンパチしながら旅するお話。
これも割と面白かったなぁ。
オチの設定が好きだった。井の中の蛙的な感じ。オーフェンもある意味そうだけど、別の意味で。
魔法に関する考え方の設定も俺好み。
中学から読み続けてきたライトノベルの巻数は200冊以上。
下手したら300冊くらい家にあるなぁ・・・。
最近はミステリーにシフトしたので、ラノベはちょびちょびとしか買ってないけれど
スレイヤーズとフルメタルパニックはオススメなので、ぜひ一読を。