「うみねこの鳴く頃に」には
あとがきが
存在しない!!
・・・えー
これにガッカリしてるのは私だけでしょうか。4LDKです。
結構真面目にショックです。
スタッフロールが流れつつ、もう俺の頭の中には
「あとがき来い!来い!来い!」しかありませんでした。
で、スタッフロール終了。
「追加要素があります。タイトル画面を確認下さい。」
で、タイトル画面。ミュージックBOXと
本編中で見ることのできた登場人物紹介などのTIPSの追加のみ。
「あとがきねえのかよおおおおおお!!」などと心の中で叫びました
人によってこれは色々な意見があるもので
小説にあとがきは不要。作者は言いたいことは全て作品内で記せ!って人もいますが
俺はどちらかというとあとがき大好きタイプ。
そこに作者の人格を見て、どういう気持ちで作品を書いたのか
作者の側に立って作品を楽しむ人間です。
さて、もう少しずずいっと下に降りたところで、真面目にネタバレありの感想となりますので、ご注意ください。
・・・うーん
・・・・・・うーん・・・
・・・・・・・・・う~~~~ん・・・
釈然としない。
あぁ釈然としない
釈然としない。
字余り。
結局そういう終わり方なのかぁ・・・。
これむしろ本当に竜騎士の作品か?などと思ってしまう。
なんだかなぁ・・・。
なんかこう、ぽぃ!ってした感じ。
あーもういいやこのエンディングで! もう、しらん! ってした感じ。
とは、いえ後半のというかほぼ本編最後のあの流れは、なんとなく思ってたとおり。
うみねこEP5以降の後半戦をやり始めたあたりから
もっというと、真面目にうみねこを推理し始めてから、
なんてーか、どうもみみっちさみたいな物を感じていた。
赤文字とか青文字とか金文字とか
赤き真実とか青き真実とか黄金の真実とか・・・
なんかこう、せせこましいというかなんというか
そんな言葉1つで、文章1つで全員がゆれ動いてる感じが
すごいショボく感じて、
「これはきっと赤文字も青文字もそんなものがどうでもよくなるような、でっかい何かがあるんじゃなかろうか。」なんて思ってた。
で、あの展開だったから、あーやっぱりそれが来るよなぁ。なんて感じた。
前半から中盤までの、あのレイトン教授パートはなんなんだろう。
確実に必要ないと思うんだけど・・・。
全部解いてないんだけれど、もしかして全部解いたら何かしら裏EDがあるのだろうか。
コインは14枚集まった。
ちなみにデザートが何なのかに気づいた時には後の祭りですでに選んだ後だった。
元素記号は、あんなん分かる奴いねぇだろう・・・
竜騎士の時代はどうか知らんが、金やプラチナの元素番号なんて習ってないぞ。
せいぜいがすいへーりーべーで覚えるカルシウムまでだ。
事後確率は、ちょっと前にそっくり同じ問題をやった事があるので、すんなり解けた。
けど、あれって数Cじゃなかろうか・・・。
まあ頭が柔らかければそんな事関係なく解けるんだろうけれど、ちょっと問題としては難しすぎる。
知らなきゃ俺も解けなかったと思う。
中盤に存在するベルンカステルのゲームも、ヒントなしじゃ無理・・・とは言わないけれど難しいだろう・・・。
夏妃の部屋に犯人が閉じ込められた赤文字だって、竜騎士のミスを疑ったよ最初は・・・。
しかも純粋なミステリーかと思いきや、ただのパズルゲームでした。
ちなみに俺はあのゲームに、
夏妃犯人説を提出できるのだが・・・。
「ト書きが真実」「犯人以外はうそを付けない」ってルールがあるだけで「魔女幻想が含まれない」とは書かれてないしなぁ。うみねこ読者ならまずは魔女幻想から疑うしね。
いまいちルールを理解できずにいたよ。
そして・・・
てっきりあのエンディングでお茶を濁されそうになるけれど
一なる真実。
****一家が犯人かよ!!まー、なんとも微妙なEP8でした。
「礼」でどういった話を書くのかが、大変興味深いです。
追記そうだった。忘れてた。
これにて一応うみねこのなく頃には完結したわけだから、全体的な感想を書かないとね。
あー、面白かった。・・・あ、だめ?
うみねこはミステリーとしてみたとき、しばしば批判を受けますが
たしかにガチガチのミステリーと比較したとき、うみねこは批判の対象だと思います。
しかし、個々の謎はしっかり推理で解けるようにできていますし
EP7ではほとんど答えと呼べるようなヒントも出されています。
完全なる答えが掲示されているわけではないですが
あれを見れば、大体の謎の真相にはたどり着けると思います。
EP7だけじゃない。EP5,6にもヒントとなるような謎はいくらでも転がっていました。
よって個人的には、ミステリーとしても満点だとは思うのですが
魔女幻想があるからミステリーじゃない!なんていうのはちょっと頭が硬いと思いますしね。
それこそ、EP8の後半で皮肉られていたように、そこで思考停止してしまうのはつまらないと思います。
展開の唐突さや、バトルシーンでの熱さもうみねこの面白みの1つだと思います
ただ、後半になるにつれ、徐々に飽きてきて、あまり感動が多くなくなってきます。
個人的に一番楽しかったのはEP4のラストかなぁ。EP6のラストも面白かったけれど。
ああいった赤と青のやり取りは実に面白い。
そこがうみねこの売りでしたね。
さて、次回作ではどんなものを作ってくれるのやら・・・。
追記こまかい追記を実は何回もしてるのだが・・・。
バトラ一家犯人説で考えると
このEP8全体がすごく滑稽な作品に見えて
実に面白いなんて話が2chで出てて
たしかにそう見るとすごく面白いなんて共感した。
EP2が出た後の読者の思考停止に対して竜騎士が危機感を覚え
もっと難しくする予定だったEP3を書き換え、ヒントを盛りだくさんにして
Landをやみに葬ったなんて話がありますが
今回もまさしくそのEP2にあたる物なのかなとも思ったりしました。
なんだよこのエンド
微妙だなー
これで終わりかよ
ゲロカス妄想ばっか。
などなど、不評が集まっているようですが
それがそもそも思考停止なんじゃないだろうかとちょっと考えた。
バトラが犯人で、EP8はそれを隠すためのエピソード。
そんな風に捉えると、EP8自体もまた、出題編のように感じます。
昔竜騎士は小冊子にて
そして読者は「目明し編」を読み終え、一定の解答を得て、ある程度の納得はできたは
ずなのです。
しかしそれでもなお。
「目明し編」を終えてなお、それが正しい真相であるという保障はないのです。「後期
クイーン問題」がある限り。
極端な暴論の一例ですが、後年に竜騎士07が『ひぐらしのなく頃に真』なる真相解明
編を執筆し、「綿流し編」「目明し編」の真相は偽装で、実は犯人は意外な人物○○だっ
た! と“未知の新情報を後付けで追加”して発表したならば、それは正しい真相として
“上書きされ” 、「目明し編」の真相すら、捻じ曲がり得るのだ、ということになります。
と、「後期クイーン問題」について触れた事があります。
もし、このEP8が「後期クイーン問題」であったなら・・・。
うみねこEP8はまだ真相ではなく、物語の途中で
礼にて、本当の結末が描かれるのであるのなら・・・
うみねこEP8の面白さというのは、ここに来て持ち上がります。
EP8全体が、実は伏線であったなどという衝撃的な事実が出てくれば
これは面白いんじゃなかろうかと思います。
まあ、実際のところ、そんなことはないんだろうけれども・・・。
それくらいの「奇跡」を、期待しつつ「礼」を待ってみてもいいよね。
あ、そう考えると、俺の川畑船長犯人説も、まだ消えたわけじゃないのか!
追記の追記EP8後の推理動画できました。