<コンボマクロとはなんぞや>まずは、一般的にダメだと言われてる方のコンボマクロを紹介しよう。
OKの方のコンボマクロを作る以前の基礎知識として、これが必要になる。
コンボマクロとは、スキルを使った際に自動的にホットバーやクロスホットバーのスロットの中身が入れ替わり
今までスロットに入っていなかったコンボ2個目のスキルが出現するというもの。
ナイトならファーストブレードの後のにサベッジやライオットがスロットに出現する。
モンクなら連撃の後の双掌打や正拳突き。
竜騎士ならトゥルースラストの後のポーパルスラストがスロットに出現する。
こういったマクロがコンボマクロだ。
<以下は基本的なマクロの使い方になるので、そんなの知ってるよ!って人は飛ばしてしまっていい。>ちなみに今回は例として竜騎士で説明する。
竜騎士について一切わからない人は
竜騎士にはトゥルースラスト→ポーパルスラスト→フルスラストというコンボと
インパルスドライブ→ディセムボウル→桜華狂咲というコンボの2種類のコンボがあるんだなぁ程度に考えておいて欲しい。
/micon トゥルースラスト
/ac トゥルースラスト <t>
/chotbar set ポーパルスラスト 1 RAR
▲これがクロスホットバー(コントローラーでの操作)での基本形
/micon は、マクロアイコンを変更するコマンド ここにトゥルースラストと入れる事でアイコンがトゥルースラストになる
/ac は攻撃コマンド。トゥルースラストを使うというコマンドだ。最後の<t>は対象を表している。
この場合は【ターゲットしている相手】だ。
最後の/chotbarはクロスホットバーに対して何かするよっていうコマンド。
キーボード操作の普通のホットバーの場合は/hotbarだ。
setはスキルをセットする命令。setの後に続くのは【スキル名】【クロスホットバーのページ番号】【位置】だ
この場合はポーパルスラストをクロスホットバー1ページ目のプレステコントローラーでいう【R2+◯】の位置に入れるよとなる。
ちなみに最後の【位置】の対応は以下の通り(全てプレステコントローラーで表記する)
コマンド 位置 コマンド 位置
LDL L2+← LDU L2+↑
LDR L2+→ LDD L2+↓
LAL L2+□ LAU L2+△
LAR L2+◯ LAD L2+☓
RDL R2+← RDU R2+↑
RDR R2+→ RDD R2+↓
RAL R2+□ RAU R2+△
RAR R2+◯ RAD R2+☓
1文字目がLかRか
2文字目がD(十字)かA(記号)か
3文字目がL(Left) U(UP) R(Right) D(Down)となっている
(キーボード操作の普通のhotbarの場合は左から数えて何番目かを入れればいい。
/hotbar set ポーパルスラスト 1 5
と書けばホットバー1ページ目の左から5番目にポーパルスラストが入る)
さて、これをR2+◯の位置に入れるとどうなるだろうか?
R2+◯を押すとトゥルースラストが出る。
そしてその瞬間に同じR2+◯がトゥルースラストからポーパルスラストに変わる!
同じくまたR2+◯を押せばポーパルスラストが発動する! これでコンボがつながった!
じゃあ同じように今度はポーパルスラストからフルスラストに繋がるマクロを作ればいい!
というわけにはいかないchotbar setコマンドでセットできるのは、単純な【スキル】のみだ
setコマンドによってマクロを入れる事はできないのでトゥルースラストからポーパルスラストに繋がるマクロを押した地点で
そこに出現するのは普通の、マクロがついていないポーパルスラストなのだ。
そのポーパルスラストをいくら押しても、フルスラストは出てこない。
しかも、トゥルースラストはスロットから消えてしまったので、再びアクションリストを開いてセットしなければ行けない。
つまり、このマクロはこのままでは使えないのだ!ではなぜわざわざ使えないマクロを教えたかというと、これは割と誰もが通る道であるのが1つ、そしてこの知識は後々改良版でも使うので、まずはこのchotbar setコマンドを覚える必要があったからだ。
さてでは、次に以下の画像を見て欲しい

この場合インパルスドライヴ→ディセムポール→桜華狂咲のコンボが繋がることは分かると思う。
しかし、トゥルースラスト→ポーパルスラスト→フルスラストのコンボは、
トゥルースラストしかスロットに入っていないので使えない
これはクロスホットバーの一部を切り取った画像だけれど、他のスロットも全て埋まっていて
ポーパルスラストやフルスラストは入れるスペースがないとする。
さてどうするか。
しかしよく考えると、ディセムポールや桜華狂咲って、インパルスドライヴから繋がるわけだから
インパルスドライヴを使わない限り、この2つって要らなくね?って事に気づく。
ここでさっきのマクロが生きてくるのだ。
/micon トゥルースラスト
/ac トゥルースラスト <t>
/crosshotbar set ポーパルスラスト 1 RAU
/crosshotbar set フルスラスト 1 RAL
▲これは、先ほどのマクロの応用だ。
これをR2+◯の、先ほどの画像でトゥルースラストが入っていた位置に入れる。
そして使うとどうなるか
R2+△がポーパルスラストに変わり、R2+□がフルスラストに変わるのだ。
トゥルースラストのスロットを入れ替えるわけではないので、仮に撃ち漏らした場合でも
いつでもトゥルースラストは撃つことができる。
しかし今度はインパルスドライヴから繋がるコンボが消えてしまう。
なので同じように、インパルスドライヴを使うとディセムボウルと桜華狂咲が出てくるマクロも作る必要がある。
/micon インパルスドライヴ
/ac インパルスドライヴ <t>
/crosshotbar set ディセムボウル 1 RAU
/crosshotbar set 桜華狂咲 1 RAL
これでインパルスドライヴを押すとR2+△がディセムボウルに。R2+□が桜華狂咲になる。
これがコンボマクロの基本だ。
ボタン4つのみで6つのスキルを使いこなすことができる。
<近接DPSでコンボマクロがダメだと言われる理由>よく言われるのは以下の2点だ
①コンボマクロでボタン1つに収めてしまうとコンボ1段目(トゥルースラスト)をミスったとしても、自動的にポーパルスラストに進んでしまい、トゥルースラストが打てなくなるから。
②先行入力ができないからさて、若干前後してしまったが、①に関しては前項で説明したように、そのスロット自体を入れ替えずに
別のスロットにsetしてしまえば、そのスロット自体はいつでも1段目のコンボを使うことができるので問題ない事が分かる。
ちなみに先程は①のパターンの失敗例を1つしか紹介しなかったが、一応1つのボタンでフルスラストまで繋がり、トゥルースラストに戻るマクロもある。
しかしこの場合でもトゥルースラストを撃ち漏らした場合にポーパルに進んでしまい、トゥルースラストが打てないのは同じことだ。
そして②。
そもそも先行入力とはなにか。
マクロ無しで普通にスキルを使用した場合、スキルがまだリキャストタイム中の少し早めのタイミングでも、ボタンを押すと、リキャストが開けた後に自動的にスキルを使ってくれる機能がある。

▲これは桜華狂咲を使った直後のSSだが
リキャストタイマーがまだ完全に回りきっておらず、次のスキルはまだ使えないタイミングなのが分かる。
しかし、これくらいのタイミングであっても、トゥルースラストのスキルを押せば、リキャストが開けた後に自動的にトゥルースラストを使ってくれるのだ。
これを先行入力と呼ぶしかしこれがマクロの場合、マクロは押した瞬間に発動するので、まだ完全にリキャストが開けていない時に押しても、スキル失敗となってしまうのだ。ちなみにスロット入れ替えはリキャストなど関係ないので普通に行われる。
こちらがより問題で、これがあるからマクロコンボはクソだという人はかなりの人数がいる。
逆に言えば、これさえ解決できれば、先ほど紹介したマクロコンボでも別に問題はないのだ。
<それを解決したコンボマクロ>実はマクロは、1行読み込むのに、約0.1秒かかる
これを利用し
/micon トゥルースラスト
/ac トゥルースラスト <t>
/crosshotbar set ポーパルスラスト 1 RAU
/crosshotbar set フルスラスト 1 RAL
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/ac トゥルースラスト <t>
/micon インパルスドライヴ
/ac インパルスドライヴ <t>
/crosshotbar set ディセムボウル 1 RAU
/crosshotbar set 桜華狂咲 1 RAL
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
/ac インパルスドライヴ <t>
こういったマクロを作ってしまえばいい
これはつまり、0.1秒毎にスキルを撃ちまくるマクロだ。
実際には1度スキルが発動すれば、それ以降はスキルリキャスト中で失敗となる。
逆に、リキャストが開ける少し前に使っていたとしても、最初の数行が失敗となるが、リキャストが開けた瞬間に後半の行のどこかが当たれば、普通に発動してくれるというわけだ。あまりに早く押しすぎると、当然15行全て読み込んだ後は何もしてくれないが。
このマクロを使えば、普通にスキルコマンドを押すのと遜色なくスキルを使うことができるはずだ。