2017年03月18日(土) 記事No.1364
光のお父さんのちょっとひねくれた感想。
なんていうか、ブログとして面白い人と書籍として面白い人では違うんだなーって感じた本だった。
まぁ書籍でも面白いは面白いんだけど
なんていうか一言で言うなら「・・・」が多すぎる!
文章の最後に「…(三点リーダー)」を多様すると、なんだか暗い文章に見える。
例えば
えらい・・えらいよお父さん・・・。ちゃんと僕が教えたとおり、炎のびっくりマークを追っているんだね・・・。なんだかちょっと感動した。
この一文にしても
えらい、えらいよお父さん! ちゃんと僕が教えたとおり、炎のびっくりマークを追っているんだね……! なんだかちょっと感動した。
とするだけでだいぶ雰囲気が変わる。
正しい使い方をしてる分には良いんだけど、あまり三点リーダーを多様すると暗い文章になってしまう。
これはブログより書籍にでより感じる部分かもしれない。
それが読んでて結構気になったかな。
あとは「・・・」だったり「…」だったり「・・・・」だったり、気分で「・」の数が違うところが凄い気になったけど
まぁこれは多分面白さとはあまり関係がない
ただブログなら自由に書けばいいと思うんだけど、曲がりなりにも書籍で出すなら三点リーダーの使い方はある程度きちんとして欲しいと思ってみたりもする。
もっと全体的にテンション高めの文章に仕上げても良かったような気もする。
メリハリは大事といえば大事だけれど。
ブログの方が盛り上がりというか、テンションが良かったように感じた。
そりゃこれが300ページの小説なら、テンション上がりっぱなしも読んでて疲れちゃうけど
実際は半分以上がSSだから、文章量的には150ページもない。
ブログの方で、「小説っぽくなりすぎて書き直した」って書いてあったけれど
まだ小説っぽい。
もっと自然体というか、ブログっぽい書き方で良かったと思う。
だからこそなんか、QRコード読み込みで出て来るおまけは、実家のような安心感というか
全編この書き方で良かったのに!って思わせる感じだった。