2010年05月19日(水) 記事No.802
※この記事にはうみねこのなく頃にに冠する重大なネタバレが含まれて居ます
EP4まで未プレイの方は見ないでください。
最低でもEP4までは終わらせてから見てください。
プレイ済みのプレイヤーは
一推理としてお楽しみください。
※5月19日追記
あくまで目的は「人間側にも殺人が可能」ということの証明のみ。
動機については、とりあえず置いておく。
エピソード1
<第1の晩>
被害者
留弗夫、霧江、紗音、郷田、蔵臼、楼座
状況
朝起きると6人の姿はなく、探していた嘉音が、庭の倉庫にて魔方陣を発見。
すぐさま使用人室にかかっている倉庫の鍵を入手し、絵羽、秀吉、源次とともに、
倉庫を開けるとそこに6人の遺体を発見する。
関連する赤文字
なし
推理
殺害時刻が深夜だったため、気付かれることなく行動すれば全員に殺害可能。
倉庫の鍵は1つだけであると源次が言っているが、計画殺人であれば
持ち出してコピーも可能。源次はそれを気付かなかったか、グルか。
マスターキーなどの本数に赤文字が適用されるのはEP2以降なので、ここでは問題なし。
<第2の晩>
被害者
秀吉、絵羽
状況
第1の晩の死体発見後、全員で客室に居たが、絵羽と秀吉が自室に戻りたいということで
秀吉と絵羽は自室に。
「夕食ぐらい一緒にどうか?」と夏妃が源次と嘉音に、絵羽達を呼びに行かせる。
呼びに行った嘉音と源次だが、部屋の外から呼んでも反応が無く
魔女の手紙を発見。
マスターキーでドアを開けるとチェーンロックがかかっている。
二人は一度厨房へ戻り
源次は南條と夏妃を呼びに行き、嘉音はチェーンの切断をするため熊沢と倉庫へ。
熊沢と嘉音が戻ってくると、客室の扉には魔方陣が。
すぐさまチェーンを切断し、室内へ侵入。ベッドの上に絵羽の死体。バスルームに秀吉の死体を発見する。
関連する赤文字
- 二人は他殺である! 密室構築後に片方を殺害の後に自殺したのではない! また、殺人は執行者、犠 牲者が共に 同室して行われた! 執行者が室外から殺害する手段は存在しない!
チェーンがかかっていたことは魔女幻想として処理可能。
魔方陣の出現した時間も魔女幻想。最初からあった可能性がある。
チェーンがかかってた。のは嘉音、源次、熊沢しか見ていない。
他の人はチェーンが壊れた後のみ。
疑わしいのは嘉音、源次、熊沢の三人。
嘉音、源次が呼びに行き、
呼ばれて出てきた絵羽を殺害。その後シャワールームにて秀吉を殺害。
客室前に魔女の手紙を置く
嘉音は、熊沢とともにチェーンを切断する道具を持ってきて、一度チェーンをかけた後切断する。
<第4、5の晩>
被害者:金蔵、嘉音
状況
第2の晩の後、ボイラー室の異臭に気付き調査に行った嘉音と熊沢
ボイラー室の鍵を開け、中へ。そこで嘉音は胸に杭を刺される。
ボイラー室の焼却炉より、金蔵の死体が発見される。
戦人が犯人を追い、外に飛び出している間に、嘉音は譲治と南條に、使用人室に運ばれる。
朱志香や熊沢もそれに同行。
関連する赤文字
- 全ての生存者にアリバイがある! さらに死者も含めようぞ!! つまり、島の如何なる人間にも死者にも、嘉音 は殺せなかった!
- 嘉音は自殺ではない。
- 嘉音くんは他殺された(復唱拒否)
- 嘉音は事故死ではない!
金蔵の死亡に関してはEP4にて赤で宣言されているため、説明不要。
ボイラー室にセットさえしておけば、後は単純な時限タイマー式発火装置で燃やすことは可能。
嘉音に関しては、狂言で説明可能。つまり、「嘉音は死亡していない。」が真実
死亡した瞬間を戦人が見ていた描写が無く
ボイラー室の明かりは暗いため、戦人は杭や、床に広がった血を血のりと見間違えた可能性がある。
死亡を判断した南條も、グルの可能性あり。
<第6,7,8の晩>
被害者:南條、源次、熊沢
状況
第5の晩の後、全員で金蔵の自室へ移動。
立てこもることにするが、机の上にて、手紙を発見
状況により、手紙を置けたのが南條、源次、熊沢、真里亜の4名だけだったため
その4人を金蔵の部屋より追放。
その後金蔵の部屋の中の電話がなり、電話の向こうから真里亜の歌声が聞こえる。
戦人、朱志香、夏妃、譲治は、4人の状況確認のため4人の下へ。
施錠された部屋を、源次より渡されていた鍵であけると、南條、源次、熊沢の死体を発見。
真里亜は後ろ向きで歌を歌い続けている。
関連する赤文字
- 同室していた真里亞は殺していないぞ! そしてもちろん三人は他殺だ!
- 身元不明死体について、その身元を全て保証する。即ち、替え玉トリックは存在しない!
- 源次、熊沢、南條は殺人者ではない!
第6の晩で偽造死体となった嘉音による犯行で説明可能。
手紙に対しては、追い出されたその4人の誰かだろう。
それまで共犯関係(利用関係)にあった熊沢、源次、南條に対して、嘉音が裏切り、
3人を殺害。
身元不明死体ではないので、替え玉トリックではない。
<第9の晩>
被害者:夏妃
状況
3人の死体を発見後、夏妃は室内にて手紙を発見
それを手にホールへ。そこで頭を銃で撃ちぬかれ、死亡。
夏妃を撃った銃は、夏妃の手に握られていた。
関連する赤文字
- 夏妃は他殺である! 身元不明死体は一切なく、生存者も全員がアリバイがある!
- 夏妃の額に埋まりし銃弾は、夏妃の銃から放たれたものではない!
- 夏妃を射殺したのはトラップじゃなく、ちゃんと銃を構えて引き金を引いてしっかり射殺したのよ!
ここが一番つらいところである。
嘉音殺人説を押したいところであるが
嘉音が生きているとすると生存者も全員がアリバイがある!に引っかかる。
この一行目の赤文字を崩さない限り、替え玉トリックが使えないのと、戦人たちのアリバイを証明するだけでなく
島に潜んでいる可能性のある人物Xや、殺されたように見せかけて生きている可能性のある嘉音をも
犯人とすることができない。
というわけで、少し苦しいが、嘉音は失踪後7年を経過し、「失踪死亡」ということにさせてもらう。
これにより、嘉音は死亡しているが、動き回ることができるし
生存者も全員がアリバイがある!から抜けることも可能。
正直、ここ以外は嘉音犯人説でしっくり来るのに、ここで「失踪死亡」なんていう
あまり綺麗ではない手を使わなくてはいけないのが納得いかない。
紗音=嘉音説でどうにかできるのか、言葉遊びでどうにか切り抜けられることを願いたい。
※5月19日追記
もっと確実な抜け道を思いついたので修正。
まずは”アリバイ”の定義が何かを考える。
ここでまず”アリバイとは他の観測者によって、容疑者が犯罪を犯すことが不可能だということを観測するもの。”
と定義する。
Aさん、Bさん、Cさんの3人が居て、Aさんが殺されました。
ここで容疑者はBさんとなったが、Cさんが「Bさんは私と一緒に居ました。」と証言すると
Bさんには”アリバイ”が完成する。
実際にBさんとCさんが一緒に居たかどうかは問題ではない。
では、この夏妃殺しの場合どうなるかというと、生存者戦人、譲二、朱志香、真里亜の4人は嘉音を死んだと思っている。
よって、”死んでしまった嘉音には殺人は不可能”だと証言する。
これにより嘉音にはアリバイが作られる。
よって嘉音が殺人を犯したとしても戦人達の”証言”により、アリバイが成立する。
もちろん、劇中の戦人達が”嘉音君は生きている”という可能性を思いついた地点で、このアリバイは崩れるが
おそらくゲーム終了まで、4人はその事実に気づかないまま終わったのだろう。
一応これで、エピソード1の全ての殺人には説明がつくはず。
ちなみに
嘉音=紗音説があるが、
紗音の死体を、戦人は確認していないため、死体を確認した人全員が口裏を合わせることにより
第1の晩の被害者は実は5人だった。とすることにより、嘉音=紗音説も成り立つ。
赤で身元不明死体は一切ないと宣言されているが、そもそも死亡していないのなら
この赤に抵触することもないだろう。
さ、次はEP2でももっかいやりますか・・・。